国語分野を語る!
初めまして、国語教育分野2年の者です。
専攻・分野の概要(担当教員や四年間の流れ)は北教大公式HPが一番的確ですので、今回わたしはHPに載らない分野内部の人間としての良さを中心に綴っていこうと思います。
主観的、限定的な要素もありますが、悪しからず。
入学前の自分が一番知りたかったことは何かなと考え、自分なりにまとめました。今のわたしが昔の自分に伝えたいことは、「国語だけど体育も必修だよ」です。体育苦手すぎて…
【ここがすごい、国語教育分野】
一つ目、くずし字が読めるようになる(個人差あり)。これは自慢できます。古典を扱う講義では、手書きの古典籍を翻刻する(くずし字を楷書に置き換える)という作業をします。皆んなでふにゃふにゃの字や辞典とにらめっこしていると、勝手に仲良くなれます(諸説あり)。一方で、資料館などに展示されている古文書に何時間でも張り付いてしまう呪いが降りかかることも。
二つ目、ディベートで無双できる(個人差あり)。わたしの代は国語分野内でディベート大会をしました。新入生さんの代でも行うのか定かではありませんが…。少なくとも他分野よりは「言葉」への執念が著しい。高校までと比べ、どの講義でも論理的・説得的な文章を心がけるよう言われます。ちなみに、ディベートの本質は相手を打ち負かすことではないそうです。相手に伝えるということの本質を学ぶ契機となるのでは。
【どんな講義?】
必修授業には、①教員養成課程における必修講義(分野関係なくみんな必要)と、②国語分野内での必修講義 の2種類があります。このほかにも選択必修などもあります。①は体育や外国語もあって、高校と同じく体動かしたりALTと話したりもしましたね。一年生までは①がメインでそんなに文学漬けではありません。教職全般に必要な共通認識を刷り込まれる時期です。2年生から②が増え専門的な内容に入っていきます。内容に関しては北教大公式HPの説明と概ね同じです。詳しくは入学してからのお楽しみということで(語り尽くせないので)。
主免の国語だけでなく、副免許を取るひともいます。国語関連では司書教諭や日本語教員などが取得可能です。ほかにも体育や特支、社会科の副免許をとっている方がいます。履修しなければならない講義が増えますので、自分のキャパと相談しながら決めましょう。
正式な分野発表はおそらく入学後となります。一年の最初はたぶん皆んなわからないことだらけなので、困った時は自治会含めサークルとかの先輩を大いに頼ってください。
ここで取りこぼした話がたくさんできると思います。
わたしの説明が少しでも身になっていたら幸いです。
