はじめに
こんにちは!ブログ担当のわっしーです。
「自治会って、どんなことしてるの?」
この質問、実はよく聞かれます。たしかに、自治会の活動って日々の中ではあまり見えづらいかもしれませんよね。
そんなある日、こんな心の声が先輩からふっとこぼれました。

あまりにも“それな”だったので、とりあえず書いてみることにしました。
というのも、自治会って実はけっこういろんなイベントを企画していて、
年間を通して何かしら動いていることが多いんです。
でも、それが「どうやって動いているのか」とか「どんな人が関わっているのか」って、
ぱっと見ではなかなか伝わらないなあ…とずっと思っていました。
いつもは見えない準備の裏側や、ゆるい雰囲気もまじえつつ発信していけたらなと思っています。
ということで、まずは最近あった”ミニサスケ”からはじめてみようと思います!
ミニサスケ
1年生にとっては初めての地域連携イベント、私自身、自治会に入部した時からとても楽しみにしていました。
ミニサスケとは、地区センターの体育館を使って、沢山子どもたちが来て楽しむスポーツレクです。
はじまりはここから!準備の舞台裏
次に、各競技の準備を行いました。壁に紙に書いた文字を貼り付けたり、使用する道具を運んだりと、やることがたくさんありました。特に苦労したのは、壁に貼り付けるための養生テープの不足でした。想定していたよりもテープの使用箇所が多く、どうやって使いまわすかをみんなで声掛けしながら工夫して対応しました。地域の方々とも協力し合いながら作業を進め、流れを確認するために、いくつかのゲームを実際に体験してみることもできました。
私自身もいろいろなミニゲームに挑戦してみましたが、その中でも特に印象に残っているのが「ぐらぐらキングだるまおとし」です。見た目以上に難易度が高く、バランスを取るのが非常に難しかったです。多くの地域の方や自治会メンバーが挑戦しましたが、誰一人としてクリアすることができず、予想以上の難しさにみんなが夢中になった結果とはいえ、道具を大切に扱うべきだったと反省する場面もありました。
みんながんばる!ミニゲームタイム!
子どもたちの入場が始まると、自治会メンバーはそれぞれ担当のミニ競技の進行に入りました。私は「ぴょんぴょんフープくぐり」を担当し、参加する子どもたちにルールを簡単に説明した後、タイマーで30秒間を計るという役割でした。
一見シンプルな業務ですが、実際にはさまざまな子どもたちとの関わりがあり、とてもやりがいのある体験でした。緊張している子、わくわくしている子、自己ベストを目指して集中している子など、反応は本当にさまざまで、それぞれに応じた接し方が求められました。子どもの目線に合わせて話しかけたり、うまく跳べない子には一緒に跳んで見せたりするなど、柔軟な対応が必要で、思った以上に大変でした。
それでも、競技を終えた子どもたちの達成感に満ちた笑顔や、「楽しかった!」という一言には、こちらも元気をもらいました。一人ひとりの頑張りがしっかり伝わってきて、進行係としても嬉しい気持ちになりました。
ちなみに、話題になっていた「ぐらぐらキングだるまおとし」ですが、当日はなんと3人ほどの成功者がいたそうです。あの難しさを体験した身としては、本当に驚きです。あのゲームを攻略した方々の集中力とバランス感覚には、素直に感心しました。
笑いと本気が入り混じる団体戦!
個人競技が終わったあとは、団体競技として3つの種目を行いました。
まずは「じゃんけん汽車ぽっぽ」です。この競技には自治会メンバーも参加し、子どもたちと一緒に列を作って盛り上がりました。ただ、私たちメンバーは意外と早い段階で脱落してしまうことが多く、なかなか先頭には立てませんでした。「貨物列車しゅっしゅっしゅ~」の歌をみんなで元気よく歌いながら進む時間は、まるで童心に戻ったようでとても楽しかったです。(本当は先輩の独唱も聴いてみたかったですが、頑張ってお腹から声を出して歌いました)
ちなみに私自身は、昔からこのじゃんけん汽車ぽっぽで上位に食い込んだ記憶があまりありません。だいたいいつも1回目か2回目で負けてしまい、すぐに誰かの後ろにつくタイプです。改めて考えると、じゃんけんで勝ち続けられる人って本当にすごいですね。
次に行ったのは、大縄跳びです。自治会メンバーで子どもたちをグループに分け、男子メンバーが中心となって縄を回しました。50回以上跳んだグループもあり、子どもたちの体力と集中力には驚かされました。中には、みんなで相談して目標回数を決め、それに向かって挑戦していたグループもありました。目標を達成した瞬間の笑顔や喜びの声は、見ているこちらまで嬉しくなるほどでした。ずっと縄を回し続けていたメンバーの皆さん、本当にお疲れさまでした。
最後に行ったのは、ドッチビーです。おそらく市内の小学校でも体育の授業などで行われているのか、子どもたちのディスクの投げ方が予想以上に鋭くて驚きました。スピードも正確さも本格的で、まるで試合を見ているようでした。途中から自治会メンバーもゲームに参加しましたが、すぐに子どもたちの鋭い一撃をくらって退場してしまう人が続出し、子どもたちの実力の高さを実感しました。
最後までぬかりなく、おかたづけ!
団体競技がすべて終わったあとは、会場のお片付けを行いました。壁に貼っていた紙を一枚ずつ丁寧にはがし、忘れ物がないかを確認しながら備品を整理しました。床には紙くずやホコリも落ちていたので、モップやほうきを使って全体を掃除し、会場を来たときよりもきれいな状態に戻すことができました。
作業は多かったものの、地域の方々と協力しながら進めたことで、スムーズに終えることができました。片付けが終わったあとは、地域の方々と記念写真を撮ったり、自治会メンバーで並んで写真を撮ったりと、最後まで和やかな雰囲気のまま締めくくることができて、とても心に残る時間になりました。
おわりに
こうして、あっという間に楽しい時間は過ぎていきました。今回の活動では、事前の準備から当日の競技運営、そして最後の片付けまで、自治会メンバーと地域の方々が一体となって取り組むことができました。時間のない中での準備や、当日の臨機応変な対応など大変なこともありましたが、参加者の笑顔や楽しそうな様子に支えられ、やりがいを感じながら活動することができました。
特に、ミニゲームの進行や団体競技のサポートを通して、子どもたち一人ひとりと向き合い、その反応を直接感じられたことは貴重な経験でした。また、地域の方々との交流や、メンバー間での協力を通じて、改めて「人と人とのつながりの大切さ」を実感する機会にもなりました。
この活動を通じて得た経験や学びを、今後の自治会活動にもしっかりと活かしていきたいと思います。そして、イベントを一緒に作り上げてくださったすべての方に感謝の気持ちを伝えたいです。
ここまで読んでいただきありがとうございました。来年もこのイベントに関われたらうれしいなと思っています。
また次回の活動もご紹介できたらなと思います。